あなたは正月をどの様に過ごしましたか？
私の著書『5分の使い方で人生は変わる』の中に
”元旦に１年の抱負を語ってはいけない”というのがあります。
ちょっと勘違いされている人がいるので、補足しますが
抱負を絶対に語ってはいけないという事ではなく、抱負に対しての考え方が大切なのです。
その年１年の方向性や指針を示すものなのか
ゼロから作ったものなのか
──の違いなのです。
上手くいかない人は、正月になったからゼロから作り出しますが
上手くいく人は、日々の積み重ねとして去年から活動していたり、やっていた事を
新しく確認しなおすのです。
例えば、普段から旅行に行っていた人が、来年はもっと旅行にいく数を増やそう！
と考えるのは良いと思います。
しかし、正月になったからといって、いきなりゼロから
よし今年は世界旅行に行って５０カ国回るぞ！と
物事を決める場合は上手くいかない。という事です。
ちなみに成功哲学では、大きな決断と大きなステップを推奨されているので
むしろこの様に大きな決断をすることを推奨しています。
これについても、正しいかどうかで言っておくと「ズバリ、人による」です。
本書でも書いていますが、成功哲学というのは一定の割合の人をターゲットにした話なので
もし、そこに自分が当てはまっている場合はよいと思います。
つまり、年始に毎回決意してそれが毎回叶い続けている。
現時点で、自分のやりたい事の殆どが思った通りに実現できているのであれば
そのやり方がベストですね！
ただ、そんな決意をしなくても、ちゃんとステップを踏めば５０カ国をまわる事はできますし
やりたい事はなんでもやれる様になります。
私の書籍に書いているやり方の場合、今までのやり方でダメだった人が
やっても結果が出るので、夢を夢物語で終わらせるよりもよっぽど現実的です。
という事で話を戻しますが、
正月というのはつまり、ひとつの「区切り」だと私は考えています。
上手く行く人は、「区切る」というのが得意です。
ゼロベース思考（一度、ゼロの状態に戻してまた新しくやるか決める事）に
常に戻る事ができるので、いつでもフラットな状態に常に戻すということです。
日々緩急をつけることで、毎日刺激的でさらに自分が思った以上に
レバレッジが効いて物事が上手くいき、人生が楽しくなります！
区切りをつくり
全力で動いて（周りから驚かれたとしても、本人が自覚していないレベルが望ましい）
区切りに到達したら、一度フラットな状態で考えてみる
フラットな状態の時は、冷静に自分の事を客観視するので
常に自分のことをチェックして、改めて考える。
という事を繰り返します。
え～～～なんだか難しそうです！と考えたなら・・・
体重計に乗るのと一緒だと考えてください（笑）
ダイエットをしている人で
マラソンをしている最中に体重計に乗る人はいませんが
マラソンが終わったり、休んでるときはチェックしますよね。
これと同じです。
この様にちょっとだけ考え方を変えると、今までとは違って今年はより楽しくなりそうですね！
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