初めてビジネスをやった人の大半に起こりがちな間違いは、
いきなり『優秀な社員やスタッフ』を集めよう！と考えます。
しかし、現実問題そんな人がすぐに来るか？と言われたら
会社の規模や組織体制、また事務所などのハコによるのです。
その為、スタッフを雇った最初の頃は、いい人材が集まらない場合もあります。
しかし、このいい人材が集まらなかった場合でもいいケースも多いのです。
例えばうちのスタッフの場合、ひどかったケースは
ノートパソコンをタクシーで無くすのは当たり前、
パソコンが謎の火事（？）で燃えて壊れる事２回。
例えば、お茶を持ってきて～というと
オレンジジュースを持ってくるか
もしくは、持ってきたお茶をこぼす
↓
ＰＣの上にお茶ごとダイブ
↓
重要なデーターと共にＰＣ壊れる
もう嫌がらせをされているのかと思うくらい、
面白いミスを連発します。
やる気はあるが、全てが空回り。
体は弱いし、いつもお腹を壊してるし
正直、雇った身としては、
「あちゃちゃ～～失敗だったかな」
と思った時期もあった訳です。
しかしそんなスタッフを雇ったからこそ、
大きく変わった事があります。
それは、「社員の力に頼らないでも、回る仕組みを作ろうと考えた事」です。
以前やっていた私の会社では、非常に優秀な社員が多く、１人１人がプロレベルで
要は何でもできる人が多かったです。
セミナー講師も、コピーライターも、マーケティングも
そういうのを全ての社員が出来る。
そんな感じですね。
──で、このレベルの社員が集まると、
どうしても『社員』ありきの、パワーマーケティングを展開しがちになる。
優秀な社員がいるから、社員を中心に
あらゆる事業展開をやろう！って考えてしまうのです。
そうすると、どうなるかというと
”社員が疲弊しがちになる”
社長は何でもやりたいのだけど、社員では回せない案件が増え。
ヘトヘトになって一生懸命やるけど、
売上はあまり上がらない・・・
そんな時期になってしまう訳です。
これが創業１年目に起こるならよいのですが、
起きるのが創業２年目や３年目だったりするのですよ。
イケイケな会社や、売上がガンガン上がる会社が
何故か急に破綻するケースは、
こういった『疲弊マーケティング』を展開しているからです。
なので、ビジネスっていうのは、ある一定の基盤を作る上で、この『疲弊感』
つまり・・
『社員の労力値』をどこまで下げることができる？
っていう課題があるのです。
具体的にやる事は”システムと基盤づくり”です。
これはビジネスだけでなく、人生においても大きな課題だと思うんですよね。
私の周りでは様々な人がビジネスをしたり、
書籍を出したり、お金を作ったり、成功したりしていますが、
その反面、ある一定のラインからめっきり上手くいかなくなるのですよ。
その理由ってのが先ほどから言っているように
”疲弊マーケティング”しか展開していないからです。
「力をフルパワーで使って結果を出すのは当たり前」
上手く言っている時こそ、一度立ち止まって力をフルパワーで使わなくても、
結果を出す為の、仕組みを整える必要がありそうですね！
参考まで
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