コラム

スタッフをクビにしました

創造的な仕事、「刺激と感動を与える」をコンセプトに YouTubeをプロデュースしている小山です。

昨日6時間限定で、突然翌日の合宿に参加しませんか?
と募集をかけたのですが、

ひとまず20名募集で、パートナー1人連れてきて良いよ。
という感じでやったら予定通り40名近くが集まりました。

予定通り過ぎて恐ろしい。

直前(というか前日)募集で2日間の合宿に参加できる、
アグレシップな人がいるのは凄いですね。

ところで、昨日というと、
スタッフを2名クビにしました。

最近うちの会社も、新人がどんどん入ってきて、
新人はインターンから始まるのですが、

一定基準を満たさないインターン生は、
1ヵ月ほど様子を見てクビにします。

そこで本日は、私が人を雇う時、パートナーと仕事をする時など、
何を基準に見ているのか?を公開したいと思います。


まず私がみる第一原則として、『ルール』を
理解しているかどうか?というのがあります。

これはパートナーにも、スタッフにも言える事ですが、

何をするにもルールがあるからビジネスは楽しくなるのです。

 


これをバスケに例えると非常にわかりやすいですが、

ボールをドリブルするもしないも自由です!

ボールをリングにいれる入れないも自由です!

点数もなんとなく適当に決めてもいい!自由です!

と言われても、


こんなゲーム面白くないでしょ?

つまり、ルールがあるからバスケというスポーツが成り立ちます。

 

これはビジネスも会社も同じで、スタッフを雇うときも同じです。


仕事をやるルールは「数字を上げる事」です。

当然、この数字というのは利益をさすこともありますし、

『お客様から感謝される数』をさすこともあります。


はっきり言いますが、ビジネスは『ゲームと同じ』です。

ゴールがあって、そこを達成するまでに、
様々なルールと原則がある。

シューティングゲームをやるなら、銃の持ち方を知らなきゃいけないし、

素早く敵を倒す方法を探さなければいけません。

数字という「スコア」を見てないと面白くないですし、
何よりうまくいってるかどうか?が分かりません。

クビにしたスタッフの1人は、
このルールをずっと理解していませんでした。


例えば、ちょうどクビに前日、そのスタッフがうちの展示会の出展で
幕張メッセまで行っていたのですが、

ブースの装飾、配布物、
ブースファザードのパネル、すべてが適当で、

お客様が5000人来場しているのに、申込は0という状況が続いていました。

そして改善を何もないまま2日間たち、数字の報告もなかったのです。

 

私の考えでは、

平均水準以下の人でも仕組を整えれば上手くいく。

という考えががあるので、

 

根本的に研修制度の見直しをやったり、
社員全員への手帳配布、朝礼からクレド制度の浸透、
バディ制度から次々に改革もしています。

 

その為、ある程度、改善はされているのも分かったし、
良くなってるのも分かりました。

ただ、『できない』のと『やらない』のは意味が違います。


うちの会社は、失敗はどんどんしてもいいけど、
ミスはダメという教えをします。


さきほどの話であれば、改善してもテストをしても、
お客様が来ないのは失敗。

そもそも改善をしない。報告をしないのはスタッフのミスです。


教えられていない事ができないのは仕方がないところもあります。

ただ、教えてもやらないのでは、意味が違うのです。

 

そしてクビにする時にも、

私は必ず面接をして、質問をします。

この質問の回答によって、最終的にクビにするかどうかを言い渡します。

 

 

ちなみにクビにするのが苦手。という社長さんは多いのですが、

その理由は「嫌われるのが怖いから」という理由が大半です。


しかしながら、辞めさせるスタッフに嫌われようが、
その後の人生に影響がないですし、

相手もあなたの事を何年もたてば忘れていきます。

 

はっきり言いますが、嫌われるのが怖いということは、
自分の事だけを考えているからです。

 

私の場合、自分の事よりも周りの事を

優先したほうがいいと思ってしまうので、

嫌われ役になろうが、どうでもいい感じです。

 

むしろ周りが嫌がる事や、
やりたがらない事をやるのが社長の仕事です。

スタッフやパートナーと交渉に入る時でも、
やりたくないなーと思う事は多々あるのですが、

他にやれる人がいなければ私が入ります。

ぐだぐだと、色々考えて問題を避けてる人は、
単純にかっこわるいです(笑)

 

この本質的な部分ですが、

私の行動基準としては、

「感謝される事はあっても、恨まれる覚えはない」
という基準で動いている事があります。


感謝される

恨まれる

嫌われる

これはそれぞれ違います。

 


例えば、インターン生の中には地方からくる人が多いのですが、

その為だけに、一時的に過ごせるインターン生用の寮をつくることになりました。

3DKの家を借り、すべての備品はこちらが準備。

 

昼の食事は全て会社負担ですが、
それだけでなく、インターン生の場合は、
普段の食事用に食材も負担。

先日お米を30キロ買ってきたのですが、
玄米で最高ランクのものを提供しました。

後、家と駅が若干離れてるので、
自転車を1人1台ずつ購入しました。

ちなみに自転車はママチャリではなく、
クロスバイクで6万円くらいのそこそこいいものを購入です。

布団も新品ですべて用意し、

自宅の水はいつでも最高級の水が出るように、
マルチピュアの15万ほどする高級浄水器を入れました。

さらにインターン中は、家賃負担は一切なく、
先ほどいったように食材負担も一切なく、交通費は全額負担で
いつでも快適に過ごせるようにしております。

 

そして、今度デザイナー業者をいれて、

都内で一番おしゃれな一軒家!

を目指したいと密かに計画しているのですが、


自分が住む訳でもないのに、なんでここまでやるのかというと、

ビジネスの基本は「お客様が喜ぶものを提供する」だからです。

 

これは言い換えると「自分が欲しくないものはいらない」し、

自分が欲しいと思うのを作るのが、
当たり前だと考えています。


その為、私の考え方として

『自分がインターン生だったら、こういう扱いをされると嬉しい』
という感覚を持って構築しているのです。


もちろん、お金が無かったらできない事もあるのですが、

それでもアイデア次第で
どうとでも出来ることは、必ずあります。

 

殆どの人は探していないだけでしょう。

 

さらに、インターン生はうちにある勉強教材は見たい放題で、

自分がやる気があれば、高額な合宿も無料受けられます。

プロの先輩たちから、直接指導を受けることもできるし、
激しく変わりゆく中で、学びも大きくあるはずです。


インターン生でありながらも、ちゃんと給料もでますし、

研修制度も何度も新しくしているので、

3ヵ月前と比べても研修のクオリティが高くなっています。


最近は社員から「インターン生がうらやましい」
という声が出てくるくらい、どんどん待遇をよくしております。


こんな状態ですから、結果を出すか出さないかは本人次第であり、

たとえインターン中にクビにしても
文句を言われる筋合いはない。話になるのです。

 

特に、インターンは見極めの時期だと私は思っておりますので、

こいつはダメだ!と思ったら
どんどん強く切る形をしております。


ただし、先ほどもいったように

最後に質問をして、その回答次第で
最終的にクビにするかどうかを決めております。

 

今回、実はクビにする人が3名いたのですが、
そのうちの1名は、最後に話をしてクビにしてません。

理由としては「長期的に見て、良い結果」
が生まれると思ったからです。


人を雇っていったり、誰かとビジネスパートナーになるとき、

私は短期的より、長期的なパートナーになれるか?を考えます。
(そしてこの考え方は今の私を作ってる中心的な考え方)

例え短期的にパワーがある人でも、
長期的に見ればNGな人はいっぱいいますし、

逆に、今はまったくダメでも
長期的に付き合っていったら、お互いよくなる人はよくいます。


これはスタッフにも言える事、
今はダメだけど、長期的な投資という視点でみれば、

いてもよいだろう。という考え方です。


ちなみに、どんなに優秀なスタッフを揃えても、

実際10%~20%はできない人が、
組織やグループの中では出てくるので、

そこのグループがビジネスの根本的改善速度を高めます。

何かを改善しようとしたら

『一番できない人、一番出来が悪い人ができる仕組みを作る』

これが鉄板です。

 

しかし、長期的に見た時に、改善が見込めない
悪くなる可能性があると考える人は

それでもクビにします。

 

例えば、クビにしたスタッフの一人は女性だったのですが、

男性関係がかなりズサンなタイプで、
インターン中にすでに何人かのスタッフと男女の関係になってました。

 


仕事は結構できるし、才能はあると思ったのですが、

はっきり言って、長期的に見て
トラブルの元になると判断したのでクビにしました。

 

この時の質問として、最後の決め手になったのが

「何故うちでやっていきたいのか?
この後どんな未来をつくっていきたいのか?」


という質問です。

そこででた回答としては
「自分がこの会社でやりたい事の話」ばかりでした。

勿論それはそれでOKなのですが、


私の考えとして、チームでやる事を教えていますし、

『チーム』で行動する事を考えていない人は、
大抵トラブルを起こします。


このトラブルというのは
”コントロール”が出来るかどうかです。

 

成功者が一気に転落する3つの要因を教えますが、

ズバリ、

1.男女関係の問題

2.健康の問題

3.お金の問題

この3つです。


特に20代前半なんて、
男女の問題とお金の問題で、
あっという間に身を滅ぼします。


これが、本人はバレてないつもりでも、

完全に周りにはバレバレだったりするからタチが悪いんだよなー


先ほど言ったコントロールというのは、

自分自身のコントロールや

周りの環境のすべてをさします。

 

特に、自分のやりたい事を本気でやろうとしている場合、

職場の人間、お客様との男女関係は、
非常にシビアに見たほうがいいです。

何故なら、男女の関係ってそこから
足元をすくわれる事もありますし、

トラブルになるケースが多いからです。


だからこそ、勢いのある社長でも、
この事が分かってる人は

自分の足元をすくわれる可能性のある、
職場の人間、お客様など

自分の周りにいる人とは、基本的に男女の関係にならないようにします。

 

ましてや、『正社員でもないインターン中』に、
これだけトラブルの種を作る人の方が珍しいです。

 

はっきり言いますが、成功から急転落する人は、

『余計な問題を自ら増やすタイプ』


(※尚、この手の男女の問題を起こしやすい人で男性の場合は、
今までモテてなかったり、
女性が周りにいなかった環境である場合が多いです。

だからしばらく痛い目を見ない限り続きますね。)

 


そして、問題を起こす人は何度も
同じ問題を起こしますし、問題を起こす人は毎回決まっています。

今回でいうと、男女の問題を起こしたスタッフは、
また起こすと思ったのでクビにしました。

 

勿論、元からいたスタッフにも原因があります。

しかし今回の話を聞いてみると、明らかにインターン生という認識がなかった事も原因で

今後も起きる可能性がかなり高いと考えました。

 


ここで、そんな事ないじゃない?

人は改善される生き物だよ。という人もいます。


その事も分かるのですが、実は人はそう簡単に変わりません。

例えば、何か問題を起こしたときに、
「今回と同じような事はもう起こさないよね?」

と確認を取る人がいますが、これは全く意味がありません。


そんなの、全員が全員その場で
「はい!もちろんこんな事は起こしません」と言うにきまってますし、

平気な顔で人はウソをつきます。

 

これが分かってない人は、相当なバカかお人よしです。


人が本当に変わる為に必要なのは

”痛みを感じた時か、責任の取り方を理解したとき”です。

問題が起きた事に対して、痛みを知るから
次は起こしたくないと思う。

または、問題が起きた時の責任を、
自らが背負うからコントロールができるようになります。


無責任な人は基本、なんでもありなので

コントロールがきかなくなり、勝手に崩壊します。

 

 

これもスタッフに質問した事ですが、

「同じような問題を起きた場合、どう責任を取るのか?」
という質問に対して

スタッフからは

「自分がその時は責任をとって辞めます!」

という事でした。

 

いやいや、全く違うから。

これは責任ではなく『逃げ』です。


人をだます人と全く同じで、
トラブったら、その場から逃げればいい。

と言ってるのと変わりません。


また、質問をする時は、
相手がウソをつく前提で質問をするので、

ウソをついた時の瞳孔の開き具合や、目線の動かし方、
また無意識的にやる腕や体の使い方を、
かなり細かくチェックします。

 

相手が女性だと、感情的になって
泣いたりする場合があり、

男性経営者だと、それだけで
コロっと意見が変わってクビを取り消したりするのですが、


女性は涙腺を緩ませる事で、同調を得る生き物なので

「うんうん、あなたの気持ちも分かるよ~悲しいよね~」

といった後に

 

「でもクビね」

でOKです。


さらに私の場合は、なんか涙腺ゆるんでるなー
くらいしか思わなし、むしろ逆効果ですね。


その為、クビにする直前で
いくつかの質問や行動を見て、最終判断をしますし、

基本的に、自分が「嫌いだから、苦手だから」
という理由でクビにすることは一切なく、

クビにする時も、整合性のある理由があり、
最終的にクビにします。


このように自分の中でも明確なルールがあるので、

迷う事なく決断ができる訳です。

 

 

結局のところ、すべて起きることは『自己責任』であり、

特に男女間はコントロールが難し上、自分の範疇を超えて問題が大きくなるので、

なおさら身の回りの人、身内に手を出すのは考えたほうがいいです。

(だからと言って全く知らない人に手を出しましょうーといってるのではないですよ)

 

 

最終的に一緒にやっていくメンバーの事を考えていくと、
辞めていく人、離れていく人、クビを切る人から
嫌われようがどうでもよくなります。


さて、そんな訳で6月はいろいろ整理整頓の時代!という事で、

今月からバシっと色々すすめていく体制が整いました!

 

まず今月、このコラムを見ているあなたに言える事は

待望の『ロバートキヨサキ来日セミナー』のお知らせです。

10月18日~19日の2日間、日本最後の来日講演会という事で、
最強の講師陣が大集結します。


そのお知らせもありますし、

先日お伝えした『VR集客』の話なども公開していきますよ!


明日から早速どんどん公開していくので、また報告を楽しみにしててください( `ー´)ノ

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