よくFacebookとかでも見かける、目標をみんなの前で公言することで自分にハッパをかけて成果を出す・・
ってやつあるじゃないですか。
そしてこういう〇〇やります!みたいな目標投稿をみると、
みんなが「凄いね!頑張ってね!」みたいな感じで応援したりする訳ですよ。
それで「みんな応援してくれるから私頑張れる^^」みたいな事をいう人がいるんですが、
実はこの方法・・・目標を誰にいうか?によって全く効果が変わってくるんですよね。
本質的には目標をみんなの前で公言するから叶うのではなく、
「誰にいうか」が大切なんですよ。
目標をいう相手が、自分の事を理解してくれて、かつ目標が失敗しそうな時にハッパをかけてくれたり、
お叱りをする相手だったら、この方法は十分効果があります。
ようは目標が達成しない事による「痛み」があるからこそ、何が何でも目標を達成しなきゃマズいぞ!となる訳です。
それが不特定多数の人や、自分のファン、またはセミナーや交流会で出会っだような
「なんちゃらパーティやなんちゃら仲間」だった場合、
目標を公言したとしても
「うわー凄いね!さすが〇〇さん!」と全員から褒められたり応援されるパターンが多いでしょ。
もはやマスターベーションです
こういう状況だと全く意味がありません。
一見、応援という体の良い言葉で、素晴らしいことのように見えますが、
みんなから応援されると人は気分がよくなって、『脳は目標を達成した気になる』んですよね。
目標が達成された気になると脳は快楽を迎え、「具体的な達成までの施策や方法論を考えなくなり、
達成したと勘違いしているのでその後のモチベーションは下がる一方」になるんです。
(興味がある人はピーター・ゴルウィツァーの実験あたりをさぐってみてください)
自己啓発本やセミナーに参加して、モチベーションが一時的に上がるけど、すぐ下がるアレと同じですし、
応援し合おうぜ!と言ってる人達が、フタを開いてみると目標挫折予備軍になってる辺りを見てても、
な~んだかなーって思う訳です。
もちろん、応援ってめっちゃくちゃ大事なのはわかります。
ただ、本当の応援って「ただ褒め合ったり慣れ合う人達」ではないという事です。
「慣れ合いと応援」はまるで違います。
信頼があるからこそ、相手をしっかり叱る事もできる。
プレッシャーもかけあえる。
目標が達成しなかったときに、痛みがあるから人は頑張ろうと思い行動し、結果として目標は達成されるんです。
従って、目標を公言する相手は、目標を達成しなかった時に
「ちゃんと適切なプレッシャーをかけてくれる相手や、本当に信頼がある相手を選ぶ必要があります」
つまり、よく分からない会った事もない人から応援されたり、
プレッシャーも何もない上辺だけの褒め言葉を言われる事だけだと、
気分が高揚するだけで逆にマイナスになる事もある事は覚えたほうがいいです。
もちろん、今まで目標を人前で公言をした事がない人が、見ず知らずの人の前で公言する。
「目標を公言する事自体がプレッシャーになってるならば効果はあります」
ただ、投稿をみてると「みんなに褒められたい、応援されたいという理由から投稿している奴が多いんだよね~」
こうなっては、公言する意味はありません。
『目標を公言した時に、痛みを感じない目標は原則的に達成されない(キッパリ)』
これが事実です。
まあ、気分が高揚したいから目標を公言しました~~^^
みたいに割り切ってるならともかく、本当に目標を達成したいならちょっと公言する相手を選んだ方がいいですね。
同様に、目標を公言しても毎回公言した事を守らないのが当たり前の人は、そもそも論として痛みを感じてませんので達成しません。
何今年こそは〇〇を達成するんで、その後は小山さんところで学びます!
と何年も前から公言メッセージを送ってくる人もいるのですが、何年たっても何の変化もなかったりします。
もはや、目標を公言ばっかりしてる人は、痛みに慣れすぎて、逆に達成しない事が習慣化されてたりするので、笑えないです(苦笑)
改めて伝えますが、
『目標を公言した時に、痛みを感じない目標は原則的に達成されない』
同様に、
『プレッシャーがかからない目標公言は何も意味もない』
これに尽きるという訳です。
マジで覚えておいたほうが人生の役に立つと思います
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