最近、こんな方かにアドバイスをしました
「バイナリーオプション」や「FX」での稼ぎ方を教えてる方で
サポートもしっかりしており、受講生の評判も良いので
これからどんどんメディア展開していって、
さらに大きくしていきたい!
その為にどうしたらいいか?
という感じです。
悩みとしては、
サポートもしっかりしていて、評判も良いのだけど、
サポートが物凄く大変
一部、ネットの評判で悪評を書く人がいる
この件も解決したい。と
うーーーん、これはあるあるなので、すぐ回答したのですが
そもそも「商品の構築」が良くないんですよね。
基本的に講座系、コンサルティング系のコンテンツとは
大きく分けて『2種類』のコンテンツに分かれます。
この2種類のコンテンツの違いが分かってないと、
メディア展開どころか、事業が拡大していかないんですよね。
その2つとは
1.結果保証型のコンテンツ
2.スキル上達型のコンテンツ
この2つです。
私が見てる限り、世の中にある講座の7~8割は、
1つの結果保証型の講座をつくってる人が多く、
KBCでは全くお薦めしない構築法になります。
簡単に説明すると、
結果保証型のコンテンツとは、
結果が保証できないのに、結果を保証してしまうコンテンツの事を指します。
え~~~そんな人いるんですか?
と思うかもしれませんが、世の中の講座は大半がこちらにあたります。
例えば、
FXで〇〇万稼がせます!
物販で〇〇万稼がせます!
みたいな感じが分かりやすいですね。
こちらは「受講生の力量や市場の状況次第で、結果が左右されるもの」です
言い方をかえると、100%(またはそれに近いレベルで・・)全員結果が出ないのに、
結果がでると謳ってるものは、全てこの結果保証型コンテンツにあたります。
え?じゃあ講座をやってる人の殆どが結果保証型コンテンツじゃないですか?
と思うでしょうが、実際その通りです。7~8割がここに当たります。
尚、「稼ぐ」というワードは、情弱層が来やすいのと
結果だけを無責任に求めて、行動しない層が来るので、結果保証型コンテンツの中でも全くお薦めしません。
私がやってるオンラインサロンの審査では、「稼ぎたい」という書いてる人は、
基本、事前に審査落ちします(笑)
私この手のタイプ、本当に好きじゃないですからね。
言葉としては、「稼ぐ」の代わりに「売上を上げる」
に変えるだけでも、全く客層が変わります。
売上を上げると書くと、
「事業をやる」「ビジネスをやる」というのが前提になるので、
自己責任で行動する方々が集まるんですよね。
私のサロン生が意識の高い人が多い理由は、特にこの辺りの言葉遣いを変えてるからです。
だから、「稼ぎたい!って入会時の審査」で書いてる人を見ると、
ぶん殴りたくなりますね。
もちろん、潜在的には稼ぎたいって気持ち分かります。
私もそういう気持ちはもってますし、稼ぎたいって思いますよ。
ただ、それを前面に出して、尚更初対面の入会時審査とかで書く人って・・・結構やばいですよね。
最近は自分が教える人達は事前に年商(年収)も記載しますが、
稼ぎたいって書いてる人の殆どは、年商(年収)300万以下です。
そして参考までに書いておきますが、
広告を使って集めた時に、ネットビジネス系の広告を使うと、
この層が一気に増えるんですよね。
理由としては分かりやすいのですが、
ネットビジネスをしている層は、基本的な定義が
「稼ぐが勝ち」という定義で動いてる人が多く、
理念が伴わず、事業って感覚じゃない人が多いからだと思います。
まあ、ビジネスとしてあまり大きくならないので、個人的には面白みはないですが、ちょっと自分が教えてる概念とは違いますね。
改めていいますが、事業とは「お客様の問題を解決する」ことによって大きくなっていくものです。
教えてる人達には口酸っぱくいっていますが、再認識していきましょう。
さて、話が変わりましたが、
「結果保証型のコンテンツ」を提供する時の問題点として
”参加者のレベル感によって結果が変わって来る”という事を考慮されていない事です。
この自分が教えてる人達も同様ですが、参加者のレベルにはバラつきがあります。
当然、伸びが早い人もいれば、伸びが遅い人もいる訳です。
一言でいうと、
「結果にバラつきが出る、結果保証型モデル」を前面に持ってきて集客すると、
ビジネスは成長しにくくなります。
特に稼ぐ系は難しいですね。
だから稼ぐ系は、最終的には「稼ぐではなく⇒スキル上達」を前面に持ってきた構築をしないといけないんです。
この話をする前に、ちょっと別の事例を上げたほうが分かりやすいので例を出しますね。
質問:CMで有名になった「ライザップ」は
結果保証型だと思いますか?
ちょっと考えてみてください
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はい、では答えです
「結果保証型ではありません」
ええ~~~~?どういう事?
だって「コミットする」って言ってるじゃないですか???
と思うかもしれませんが、
言葉に惑わされず、コンテンツの中身を見て欲しいんですよね。
ライザップの提供しているコンテンツは、
「実行すれば、誰もが等しく同等の結果が出る」
すなわち、スキル上達型コンテンツに当たります。
スキル上達型コンテンツの例としては
・ゴルフレッスン
・英会話
・料理教室
・ストレッチ
・ボディメイキング
等、やれば必ず誰もが力がつくものです。
最終的に
「やってみないとどうなるか分からない」ものが
結果保証型モデル
「やれば誰でも何かしら結果がでる」ものが
スキル上達型モデル
と覚えていただければ分かりやすいと思います。
そういう意味では、
経営コンサルタントや投資を教える人は
殆どが、結果保証型モデルになりやすいという事です。
じゃあ結局無理じゃないですか~~
と思うかもしれませんが、実は解決方法があります。
それは、
「最初からスキル上達型モデルを組み合わせてしまう」事で、結果的に満足度を上げるという方法です。
先ほどのFXやバイナリーオプションを教えてる人で例を出しますと、
最初からFXやバイナリーオプションを教えるのではなく、
「お金の基本講座」を最初に追加する事です
例えば、idecoや税金の話、誰もが知るべき基本的なお金の話ですね。
まず「お金の守り方」を教えて、次に「お金の攻め方」として
FXやバイナリーオプションという選択肢もあるよ。
という形にした方がいいです。
重要なのは、FXやバイナリーも教えて(ここは商品販売や集客時のフックになるため、残しておいてもOK)だが、
あくまで前面に出しているのは、「誰がやっても等しく知識が身に着けられる、スキル上達型」が来ている事です。
FXやバイナリーオプションは、あくまで補足に過ぎない・・と。
当然、最終的には教えていく事になるのでしょうが、
あくまで補足なので、メインではない。という流れをつくる事が大切です。
この流れにしておかないと、そもそもの話
講座自体のイメージも悪くなりますし、評判も悪くなります。
後、そもそもの話、今回の相談でメディアへの進出・・という話もあったのですが、
投資系は全体的にメディアが嫌がりますから、
前面に出すブランドづくりをどうするか?
最初からこのあたり理解して作ってないとコケますね。
Youtubeも同じですが、いわゆる従来のDRM(リストを教育して販売していくマーケティング)に寄せすぎてしまうと、後が厳しくなります。
前面のブランドは綺麗につくりつつ、
しっかり落とし込むところは落としていく。
この流れにバシっと変えていく方がよいでしょう。
投資系や稼ぐ系の講座をやる人って、殆どが最初だけ、
ぱ~~~と花火のようにリスト取って売上上げて
2期目あたりから売上が下がるのですが、そんな人程、今回の話をしっかり見てください。
目が腐るほど同じパターンを見てきました ・・・
普通、まともにやってたら全く逆で、2期目、3期目と売り上げは上がっていくはずなんです。
はっきりお伝えしますが、
講座系をやってる人で
「2期目以降売上が上がらないなら、コンテンツの提供方法、構築方法が間違えてます」
2期目売上が上がらない。むしろ下がってるっていう人は、
今回の話以外にもある致命的なミスをしているんですね。
その致命的なミスとは・・・
・・・・となった所で、話が長くなってしまったので、続きはまた今度書こうと思うのですが、
この続きって興味がありますか?
もし興味があれば、私のやってるKBC(コヤマ・ビジネス・カレッジ)で、この手の内容はガンガン教えていますので、入会してみてください。
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今日のまとめ
スキルアップ系は炎上しないけど
結果でる系は炎上する
これだけ覚えておきましょう。
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