コラム

ライバルを一発で叩き潰すコンセプトの作り方

創造的な仕事、「刺激と感動を与える」をコンセプトに YouTubeをプロデュースしている小山です。

 

まずいきなり結論から

ヒットコンテンツを生むための大原則として、

「非常識」な企画、「非常識」な商品をつくる、「非常識」な考えを持つ。

この「非〇〇〇」を使うのは、マーケティングにおいて大鉄則中の大鉄則です

非日常でもいいですし

非道徳でもいいです。

使うタイミングとしては、「市場の成長曲線」が
安定期に入った段階でこの発想を使います。

つまり、もう商品自体が飽和している。

皆すでに知っている。

ライバルが多数いて、新しい切り口が見当たらない。

いわゆるレッドオーシャン市場になった場合に使います。

日本でビジネスをする場合は、どの市場も儲かったりヒットすると、

次々に参入しますので、この非〇〇コンテンツは
切り口を考える上でどうしても基本になってきます。

使わないケースとしては、
戦争中の国など、すでに非日常な世界にいる人達には通じないです。

それよりも、普通の当たり障りのない「日常」が売れます。

また、ブルーオーシャンでライバルが皆無の場合は、

わざわざ非〇〇コンテンツなんかしないで、

「ありきたりな商品」で売れます。

 

パターンのまとめとして

①皆が実は求めてるが、誰も提供していない(ブルーオーシャン)
⇒ ありきたりな商品

②すでに参入者が多く、提供している人が多い(レッドオーシャン)
⇒ 非〇〇な商品

という分け方でも良いです。

というわけで、今回のマーケティングは、

発展途上国や人工が増え続けている国、
市場が伸びてる国では使えませんが、

市場が飽和した場合やライバルだらけの
レッドオーシャンでのみ使えるマーケティングです。

その前提で話を進めますが、

そもそもこの「非〇〇」コンテンツというのは、

世の中にある「常識とは真逆のコンテンツ」を狙って打つ

というのが鉄則になります。

そこで使うのが「業界のタブー」と「当たり前を探す事」です。

業界ではタブーとされてる事を、あえて狙ったり、

当たり前だと思ってる事にあえて疑問を持ってみる事によって、

すでにコンテンツに飽きている人達に響くコンテンツが生まれます。

■実際の実例を考えてみる

例でいうと、

飲食店では「お店側が提供する」のが”当たり前であり”

お客様が自分で食器を用意する事は「タブー」です。

これを少しだけいじると

①お店側が提供するのが当たり前を打ち消す

⇒ 食事を自分で作らせる

※実際串カツ店など、自分で串カツを揚げてもらうお店もあります

②食器を用意するというタブーを打ち消す

食器を用意するのではなく、「食器を自分でつくる」といった発想。

⇒ 食器の元になる木材を用意して、自分でその場で削り、
スプーンや皿などを作ってもらう

等があります。

最近だと、高級で皆で食べるのが当たり前になっている

「焼き肉店」や「しゃぶしゃぶ」等

一人でしゃぶしゃぶで、安く食べれる。

というコンセプトが当たったりしてますよね。

これもまた、今までにあった当たり前を打ち消す良い例です。

ちなみに・・ですが、1回当たると後は簡単。

じゃあ”他の高級料理はどうだろう?”という

1度当たったものの横展開で

ヒットコンテンツが生まれやすくなります。

例えば高級料理代表の

「お寿司は?」「懐石料理は?」

みたいな感じです。

一人セルフお寿司とか意外と当たるかもしれません。

※回転ずしではなく、セルフカウンターで
板前さんにその場で握って注文するお店とか。です。

実際のコストとかの話は考えていないので、あくまで発想ベースですが、

ヒットするコンテンツの元となるのは

①当たり前の物に疑問を持つ

②タブーをあえてやってみる

③すでに類似コンテンツで売れてるかどうか?(横展しやすい)

という項目で考えていくわけです。

■しかし、何でも非常識であれば言いわけではない

そのため、非〇〇コンテンツはヒットの種になるのですが、

注意事項として

「実現した時のリスク&リターン」を

検討する必要はあります。

具体的には、「コスト」と「モラル」等、
実現に向けて動いたときに起きるマイナスの要因です。

実現すると莫大なコストがかかる

発想は面白いが、モラルに欠けている

 

何でもかんでも”非常識”であればいい訳ではなく、

最終的には”実現した時に起きるマイナス要因、プラスの要因”を

考えないといけません。

 

例えば以前、面白い企画を出す会議の中で

「亡くなったおじいちゃんの遺体に電流を流して、体をピクピクさせ、ピコ太郎みたいな新しいキャラクターを出そう」

というアイデアが企画に上がった事があります。

勿論、誰がどうみても「人としてのモラル」の観点で、

速攻で却下されました。

これは極端な例ですが、

私の意見としては

”非常識なアイデア”を出す事は簡単

”そこから使えるアイデア”に作りけることは難しい

と結論づいております

 

ただし、非常識なアイデアを出す時は、

「モラルや道徳」など全てを投げ捨て、とにかくアイデアをどんどん出します。

業界のタブーや当たり前なんてどんどん破っていきます。

ただ、最終的に”使える”ようにするには、

そこからブラッシュアップが必要だったり、

テコ入れが必要な場合が多いです。

意外と見てみると、世の中を騒がせてるけど、

結局あれってなんだったの?と言われたり、炎上するものの大半が、

この最終ブラッシュアップをしてなかったりします

世の中を動かして、伝説が生まれるようなコンテンツは

アイデアの壁

ブラッシュアップの壁

という2つの壁がある事を覚えておきましょう

それでは!

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