ブランディングをしましょう。と世の中の人達は結構いっていますが、
正しいブランディングをしている人は殆どいません。
特に個人の方はよく今回の話を見返してほしいのですが、
ブラディングというのは、
原則的に「誰と並ぶか」「誰が使うか」「誰が言ってるか」で決まります。
例えば誰かと一緒にコラボレーションしてイベントをやってる方は多いですが、
この「誰か」が重要でして、仮にみなさんが物凄く努力して頑張っていて、ビジネスも真っ当にしていたとしても、
一緒にイベントをした「誰か」のイメージが悪いと、同じように悪い扱いを受けます。
「その業界では有名」かもしれませんが、他から見ると胡散臭い人も山ほどいます。
特にTwitterは顕著にこの事が表れてますね。
とある業界では死ぬほど有名でも、一般から見ると死ぬほど見栄えが悪い人もいます。
そういう人であっても、とある業界だとヒーローになれるという世の中です。
本当によくあるのですが「憧れてる人と一緒にやる事とブランディングは別物」です。
私も尊敬している経営者や投資家もいますし、素晴らしい先生も沢山しっていますが、
ブランディングの観点で一緒に表に立つことをしてない人は山ほどいます。
再々いいますが、ブランディングは「誰と並ぶか」で決まります。
ちなみにFacebookで友達公開をしている人は意味不明です。
友達が全て知ってる人なら別として、Facebook上の友達は他のSNSより見られがちなので、
基本私もですし、コンサル生には非公開を推奨しています。
だってそのFacebookの友達の質で、
勝手に自分のカラーが決まってしまったりするんですよ?
嫌じゃないですか。変な人と一緒にされるのは(笑)
という訳でFacebookの友達は一般公開しない事を強く推奨します。
尚、他のSNSではFacebookみたいに「友達」という概念というよりは、フォロワーという認識になってるので
フォロワーと友達は少し概念が違います。
この話はFacebookにのみ当てはまる話ですね。
そして、こういう事が分かってくると「誰が使うか」「誰が言ってるか」という話も分かってくるのですが、
あなたのコンテンツや商品を使う人、その商品に誰が言及しているか?によってもブランドは決まってしまいます。
兼ねてからお伝えしている話として、「お客様の声」にも質があるという話があります。
有象無象としたどうでもいいお客様の声より、
著名でブランディング力がすでにある人がお客様の声で1人いた方が、何倍も効果があると
ですので、誰が言っているのか?という事は非常に重要なのです。
そして・・・今日はさらに踏み込んだ話をしますが、
ブランディングの手法として非道徳なブランディング戦略をやってる会社があります。
それがAppleです。
Appleの戦略は完全に強者の戦略でして、
まずApple製品を映画、エンターテイメントで使う場合は、徹底的に許可が必要になります。
何より面白いのは「悪役はApple製品を使えないんですよね」
つまり映画やエンタメの世界でApple製品を使ってるのは、すべてヒーローや主人公ばかりです。
もし敵側でわないといけない場合、ロゴを隠したり・・と結構色々気を使わないといけないのです。
ちなみにこの許可制がある事によって、敵や悪役は自然とWindowsになります(苦笑)
同様に芸能人やタレントに関しても、Appleについての言及を厳しくチェックしています。
基本的にApple製品を宣伝したり、許可する芸能人はイメージがいい人ばかりであり、
ちょっとでもイメージが悪い人は器用しません。
まあこれはどのスポンサーも同様かと思いますが、Appleはとにかくこの度合いが厳しいのです。
さらにいうと、リンゴのマーク、Appleという言葉すら厳しく取り締まってます。
Appleが立ち上がる前より設立された会社に対しても、著作権に関する異議申し立てを行い、何度も裁判を行い
Appleという言葉を使うな!といっています。
世界中からAppleという言葉を使うのは「自分達だけ」という事を言ってるわけです。
仮にあなたの方が先にビジネスをはじめ、さらに商標までとっていたとしても、
そんなのはダメだ!許さない!というのがApple理論です。
さらにはついに「果物のリンゴ」に関してまで商標登録をしようとしています。
すでに承認されてる国もあるとのことですが、もしかしたらこの世界から「リンゴ」という単語を使うと、
Apple社に怒られる世の中が来るかもしれません。
皆さんが愛してやまないAppleは、
このような暴君であり非道徳ブランディング戦略によってつくられてる訳です。
完全に強者の戦略なのですが、この話を聞いて、めちゃくちゃ横暴だ!けしからん!
という人は多いのですが、現実的にPRの世界ではこのようなことはよく行われています。
世の中のイメージなんて扇動はいくらでも可能ですし、いくらでもひっくり返ります。
逆にいえば、何も知らない、防御方法も分からない、
何も考えていない経営者はマジでやばい・・という事は理解しておいたよいでしょう。
それでは!
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