うちのスタッフに、必ず間違いなくクライアントの地雷を含むスタッフがいます。
先日、そのスタッフに怒りました。
怒った内容は、
『お客様やクライアントの気持ちを理解していない』
件についてです
よく、お客様の気持ちを理解しなさい。
と言いますが、言い換えれば「自分が相手の立場になって考える」
ただそれだけです。
でも相手の立場になって考える事が出来てないと、
当然ですが、お客様は怒ります。
勿論、スタッフの言い分としては
「自分はいつも人の気持ちを考えています」
という意見を当然いってくるのですが、
人の気持ちを考えるといっても、
『自分が怒られたくないから、仕方なく考えてるだけ』では、
いつまでたっても成長しません。
本当の意味で「相手の気持ちになる」という点では、
天と地ほどの差があります。
これが『プロ』と『アマ』の差です。
う~~ん、なんとなく分かかったような
よく分からないような・・
はいはい、なので分かりやすく解説しましょう。
ズバリ、ビジネスにおける人間関係とは
『すべて損得関係』だと割り切ってください。
え~~~~~~!
さすがにそれは言い過ぎじゃないですか?
と思うかもしれませんが、本当に大切な話なのでもう一度いいます。
ビジネスにおける人間関係とは
『すべて損得関係』です。
当たり前なのですが、ビジネスは
人と人とが関わる以上、
必ずコミュニケーションというものが発生します。
このコミュニケーションの基本は、
『+-』で考えるかどうかです。
損得ときくと”お金”の事だけを考える人が多いですが、
お金だけではなく”感情”や”愛情”など、
様々なものがあるのが人間です。
一緒にいるだけで、良い感情になる場合は、
お金なんてなくても、一緒にいたいと思うし、
逆にお金がいっぱい貰えても、
付き合いたくない人間は、付き合いたくない訳です。
この人間関係を『+-』で考えていくと、
人は得になる人と一緒にいたいと自然に思う訳です。
つまり、見方を変えれば、
『相手が得になるには?』という事を
最優先で考えている人の周りに、人は集まってきます。
これが全てのビジネスの基本になります。
実例をあげるならこんなケース
相手に何かをお願いをするのは
『基本-』になるケースが多いです。
勿論、よいお願いだったらいいのですが、
それでも基本お願いを聞くというのは、
何かしら相手に対価を求めていたり、労力を使う事が多いので、-になるケースが多いです。
そのため、先にこちらが食事に誘ったり、
または、先に相手に何かやってあげた後に誘うと、
上手くいく事が多い。
でも、何もなくいきなりお願いばかりしていると、
最初は「いいですよ~」と言っていた相手も、
段々、「この人はお願いしかしてこない人だな」と思う訳です。
私はこのあたりを敏感に感じます。
あ~、今相手はちょっと嫌な気持ちになってるな。とか
今、かなりいい感情だな~とか、そういう感じです。
ただ、今回怒ったスタッフはその辺りの感情を、何も理解していません。
つまり、相手がどんな状態だろうと、お願いばかりするのです。
これは『キャラクターでどうにかゴマかしている人程、よく起こります』
ほら、クラスに1人くらいいなかったですか?
ある程度なにをしても、まあ許される人間。
俗にいう、人がいいキャラってやつです。
こういうキャラが通る人間や、面白い人間は、
大体キャラクターでごまかして来ている人が多いので、
『対価』が絡むビジネス上での区別がつきません。
ヘラヘラ笑ってたらOKだと思ってるのです。
んな訳あるか~~~い!
と思うのですが、理解してない人が多いです。
だからこそ、相手にお願いばかりする人が多いのです。
今回、怒ったスタッフも、キャラクター的には良いですが、
ビジネスの面で考えると、全然だめです。
さらに悪い事に、
『相手からのお願いや頼み事を無視した状態で、お願いをするので、さらに最悪な結果になります』
相手が連絡をしてきたとして、
何もメッセージを返さないで音信不通になったとする。
これは『-か+』だと、完全に-です。
-の状態で、さらにお願いをすると、
もっと-の状態が重なります。
すると、当然イメージもダウンしますし、
何より相手の方が立場が上になります。
実際、このスタッフは毎回お客様に対して
謝罪するのが習慣になっており、
お客様は毎回このスタッフに対して、呆れてる訳です。
何故なんだろう?と思ってみてみた結果、
お願いの仕方やコミュニケーションが本当に下手なのです。
もし、返信がどうしても遅くなってしまう場合は、
相手に対して「今少し時間がかかりますので、しばらく待ってください」
というだけでも『-を防ぐ事ができます』
これはメールを1通送るだけで終わりです。
これも覚えておいてほしいのですが、
『できない事は出来ない』と最初にいうだけでも、
実はコミュニケーションにおいては、
ストレスがなく楽になるのです。
『できない事は、はっきりできない』といった方が、評価はよくなります。
例えば、私の場合・・・
セミナーのプロデュースはできますが、
ビジネスの成功を教える事はしません。
できるけど、それはもっと他にプロがいるはずです。
投資についても教えることはしません。
何故なら、私より最適な人がいるからです。
さらに、セミナープロデュースでも
立て込んでる時は、
『今やっても恐らくまわせないので、
今はやらない方がいいですね』といいます。
正直、できる!できる!といって、
結局できなかった時の方が、-になる事が多いです。
だったら、最初から『できない』といって
『本当にできる』ことだけを”絞る”方が、
間違いなくトラブルが少なく、
相手からの評判もよくなります。
セミナーの集客も同じです。
例えば、外部のセミナーに対して、
5人しか集客ができないセミナーを3回開催するくらいなら、
1回で15人集めた方が、まだマシです。
何故なら、講師も人なので
少人数のために、何度も何度も足を運びたくないからです。
ビジネスに失敗はつきものですが、
一度も成功しないまま、何度も同じ失敗ばかりしている人とは
人はどんどん離れていきます。
そしてこの『失敗ばかりする人』の特徴こそが
”できる!できるが口癖になってる人”なのです。
いいですか?『できる』という言葉は重いんです・・・
いうのは簡単、実行するのは難しい。
だからこそ、マジでやらないとダメです。
自己啓発書には、よく「できる!と思いこめ」と書いていますが、
実際、「できるようにするには、1つに集中している状態」じゃないと、
できるようになりません。
そのため、複数の事を同時にやって
同時に回している人は、殆ど出来ていない状態が続きます。
この時に大切なのは『何を今やめるか?』を決めてください。
殆どの人は、全部やろうとするので上手くいかないだけです。
だから、優先順位を決めて、
『やらない事』を決める事で、今よりもっと仕事ができるようになります。
売上も上がります。
私はこれを、前日の夜に決めますし、
毎朝決めます。
そして1日1つずつ、ガッチリ進めるので、
どんな大きな事も達成できるようになる訳です。
参考まで。
追伸0.
今月、いよいよ私の出版記念講演会が開催されます。
もうすぐエントリー締め切りなので、
まだの場合は、早めに参加する事をお勧めします。
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