先日、懇親会で集団壁打ちをしててふと思った事がありまして、
なんか売れなそう(Youtubeなら伸びなそう)と思う商品は、
ごちゃごちゃしてるケースが大半
という事を考えていました。
ヘッドスパで例えると
「ヘッドマッサージもやって、ハイパーナイフもやって、ついでにハイフもやって、脂肪溶解注射もやりますよ」
みたいな感じですね。
無形コンテンツあるあるだと、
「コーチング×未来への自分に自信がつく×自己肯定感UP×好きな事で生きていく」
みたいな感じですね。
もはや意味不明です。
結論からいいますが、
こういうのは商品とは呼ばず、自己満足コンテンツと言います。
ちなみに女性の方がこの傾向が強くて、色々やりたい事を詰め込みがちなので注意です。
詰め込めば詰め込むほど、お客様の満足度があがる、集客ができる!と思いきや、
全くの逆で、集客はできないし、お客様の満足度もそこまで上がりません。
これキッパリ言えますが、
詰め込んで満足度が上がると思うのは常連さんだけで、
新規のお客様はシンプルなものじゃないと、購入しませんし、集まりません。
私は色々詰め込んで〇〇も〇〇も提供してますが、お客様は喜んでます!
という方は、
それって常連さんが言ってたか、
かなり詳しく商品やサービスの説明したんじゃないですか?
と逆に聞きたいですね。
結論からいいますと、
初見のお客様に説明なんて殆どしなくても、欲しいと思われる商品。
これが売れる商品の大鉄則です。
まあ、やりたい事が沢山でてくるのも分かりますし、
いつも聞いてて、楽しそうだな~と思うのですが、
お客様に提案するときは、基本的に「たった1つの超分かりやすいもの」じゃないと理解しないんですよね。
Youtubeなら、トップページをみて「このチャンネルは何のチャンネル?」が分からないといけないですし、
お店をつくるなら、
このお店は何のお店でしょう?が一言で説明できないといけません。
まずぱっと見で分からない物は、人にも紹介しにくく、売れにくいです。
しかし「私の商品はコーチングです」
みたいにしてしまうと「なんの特徴もない商品」で、これもまた売れません。
じゃあ、どうしたらいいのー?となるでしょうが
商品を売るためには
「シンプルで圧倒的な特徴が1つある」
そんな商品をつくるべきなんです。
圧倒的な特徴に関しては、
1.圧倒的な実績を打ち出す
⇒ お客様の声が多い、お客様の声に有名な方がいる
⇒ 長年やっている、業界でNo1と言える
⇒ 価格で圧倒的に差別化ができる
2.圧倒的な知名度を持つ
⇒ 広告、PRをかけている
⇒ 大手とタイアップしている
⇒ 芸能人やタレントなどを起用している
3.他の誰も解決してない悩みを専門的に解決するコンテンツをつくる
⇒ 専門性が高い特化型のコンテンツ
このどれかに当てはまり、1~3のどれか1つでもあれば、
売れるコンテンツは出来る可能性があります
ちなみに1と2は、資本投入をはじめ様々なリソースをぶちこみまくる、力技のマーケティングです。
使えるキャッシュがあれば広告などをガンガンかけて、
PRもガンガンやって、一気に業界トップをとるのですが、
そこまでかけられる予算がない・・という場合や、
初心者の方には、シンプルに3の他の誰も解決してない悩みを専門的に解決するコンテンツをつくる
が簡単ですし、お薦めしています。
具体的な例としては、
コーチングだったら、
「エンジニアの悩みに特化したコーチング」とか
「創業者の悩みに特化したコーチング」とかですね
ちなみに、こういうコンテンツをつくって、
一番最初に、私がテストをするのは「広告」です。
そっちの方が簡単だし、すぐ集まるし、
マネタイズも楽だし、
何より「コンセプトが外れたか当たったかがすぐ分かる(笑)」
ですが、世の中は真逆でして、
何故かSNSにはしるんですよね。
FBやインスタをやったり、
育つまでに時間がかかるし、そもそもコンセプトが当たったかどうかテストするまでに時間がかかりすぎる。
だから、さっさと広告を打てばいい話なんですが、
これまた多くの人が「広告は怖くて打てない」
みたいな感じをいう訳です。
理由がいくつかあるのは分かります。
だけどね・・・すごく基本の基なのでいいますが
「売れる」なら「集めろ」なんですよ。
どういう事かというと、広告が怖い
SNSでまずやります!
みたいな人に共通する事は「営業が死ぬほど下手」って事です。
むしろ、営業はしたくないみたいな。
だから世の中には「営業しない〇〇法」みたいなのがあふれかえってます。
お客様に感謝を、ラブレターを、営業はするな、結婚の申し込みと同じ、プロポーズ、WEBで全て完結
etc
色々な方法がありますが、上記のやり方をしてる人で、
事業がスケールアップできてる人は、あまりいません
結局の所マーケティングというのは、営業を簡単にするための仕組みづくりであって、
営業そのものが出来ない起業家は、そもそも売上を上げるのは難しいです。
そして営業ができるなら、商品が売れる訳でして・・・
商品が売れるなら「集客だけに特化すれば事業は拡大する」
という発想になるんですよ。
だけど世の中の儲かってない起業家の大半は、営業が苦手、やりたくないみたいな感じなので、
集客に力を入れられない。という状況です。
ビジネスの基本は
「売れる」なら「集めろ」なんですが、
広告をかけるのが怖いという人を分析してみると、
「売れない」ので「集められない」という感じですね(苦笑)
売れるなら広告をかければいい。
だからマーケティングよりも先に大切なのは営業です。
ちなみに私は、営業すると何でも売れて、面倒くさい客にまで売ってしまう事になってしまうので、
今はもう「好きな人しか営業しない」というスタンスです。
■営業の定義
ちなみにここでいう「営業」の定義ですが、
営業とはセールスではなく、人助けという考えでやってます。
自分のやってる事、提供するコンテンツは
誰かの悩みを解決するためにやってるのであって、マインドとしては医者と同じです。
お医者さんも病気を治してあげる。ってスタンスですよね。
薬を買ってくださいとお願いはしないはずです。
営業が苦手という人は「売ってやろう」みたいな感じが強いかと思いますが、
私は「助けてあげる」という考えなので、ここを間違えるとおかしくなりますね。
商品が売れてない人は、今回の記事を何度も読み返すと見えてくるものがあるかと思います。
それでは~
PS
お客様にラブレターを書くようにアプローチをする。
プロポーズをするようにステップを踏む。
という発想の方もいますし、そういうマーケもありだとは思いますが、
私のスタンスとしては、「ラブレターやプロポーズを送らないと響かないような人に商品売りたくない」という感じです
逆に考えると、相手の今まで解決できなかったヤバい悩み
(他の誰も解決できてない)ものを解決できるのが自分だけしかいなかったとしたら、
そんなラブレターやプロポーズはする必要なんてないですからね。
むしろお前から告白してこいよ。という感じです
これを究極のコンセプトといいます
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