ビジネスモデルを作るとき、どんな風に考えていくか?ですが
私が好きなパターンとしては
①回収が早い
②市場が大きい
③トレンドに乗れる、または乗りやすい
④業界のNo1を取りにいけるか?
の4点を見ていく事が多いです。
やみくもに入っても当然スケールは上がりませんので、
特に④番であるその分野での
「業界No1」を取れるかどうか?は最も重要視します。
業界でのトップを取れて、且つ市場が大きいとなりますと、
圧倒的にスケールが上がるので、最初の段階でここを考えますよね。
世の中のビジネスをしている人達をみますと、業界のトップを取りにいくどころか、
なんとなく見た事があるようなコンテンツが乱立します。
その結果、そこそこの売上か衰退して終わってしまったりする訳です。
ですので、この業界でトップを取りに行くという感覚は、事業をやる上では非常に重要です。
Xによくいる、物販やって小銭稼ぎましょう~とか
スクールやって小銭儲けましょう
〇〇したらリスト取れまっせ~
みたいな話ではなく、どうせやるなら業界のトップを狙った方がいいです。
そのため、
「業界のトップを取りに行くにはどうしたらいいか?」
という質問を日ごろからしますと、やる事が明確になってくるかと思います。
そもそも、トップを取りに行くとはどういう事かというと、
「市場に対しての占有率」で決まります。
例えばパン屋さんをやるとして、
ライバルのパン屋も多数ある中で、自分の店にどのくらいお客様を呼べるのか?
ここがポイントです。
例として100人の村があって、且つこの村に住む人は毎日全員がパン屋にいくと仮定します。
この村には5店舗のパン屋があり、それぞれシノギを削ってます。
この状態で大きく結果を出すには、5店舗の中で最も人を呼ぶ店舗にする必要があります。
可能なのであれば100人の村人の内、4分の1にあたる25人は店に訪れてもらえると、
圧倒的にトップを独走する事ができます。
これがマーケティング基本の基で、今更教える話でもないですが、まず最初の段階で考える事です。
ただ、この話には続きがありまして、
「そもそも100人の村じゃ商売の限界あるよね」
という話です。
ですので、もっと大きな市場として1000人や1万人の村を探す必要があります。
ビジネスの大原則は
「大きな市場でライバル店がまだ出してない内にサクっと当たる店を出してしまう」
これが大きく当たります。
当たりますが、サクっと当たる店を出すのは難易度が高いので
1店舗、2店舗ほど当たってる店を見つけて、
「お、これは美味しい市場だ」と真似をして出す。
これが最も早いです。
経験がない人が、ゼロからコンテンツを生み出す事は、マジで難易度が高いしお薦めしません。
まずは真似でOKです。
そんな訳で私は大体どの分野でも、市場独占かトップ1%未満には、かなりの確率で入れたりします。
ちなみにどの分野でもトップ1%に入ると、
人々から凄い!と言われてとても気分がいいです!まるで神様になった感覚です。
気分がいいのですが、今回の話を読みますと誰でもできる話だと思うので、やった方が本当に良いかと思います。
なので全然凄くないんです。やれば出来るんだから
■初心者にお薦めの業界トップを取りに行く方法 |
ストレートにいいますと、すでに成功しているモデルを真似して、専門特化型にするのが最も早いです。
先ほどのパン屋さんでいいますと、
なんでも売ってるパン屋ではなく、アンパン専門店みたいな感じにする。
この段階でライバルが減りますからね。
このように「コンセプトを絞る」だけで商品が売れる確率が高まります。
おすすめは「ジャンル」を絞るか、「ターゲット」を絞るかのどちらかですね。
例えばジャンルは先ほど言った「アンパン専門」とか「食パン専門」とか
ターゲットは「糖質制限したい人限定パン屋」みたいに人で絞る。という感じです。
パン屋では業界トップは取れなくても「アンパン専門店」なら業界トップ取れる!
といった発想が重要です。
まずは狭い領域から勝負をしていく。
これもマーケティングの基本の基です。
■小山ならこういうのつくる |
私だったら何だろうなー
多分、「クリーム山盛りの糖質爆弾パン屋」でもつくると思います
糖質制限なんかしてんじゃねー!クリームにまみれて溺れよう!みたいな感じですかね。
これはすでにリサーチ済みで、世の中が糖質制限とうるさいですが、
意識が高い層が生まれれば、真逆の層も生まれるので
女性をターゲットにした、クリームまみれの飯テロ爆弾で勝負ですね。
あとZ世代用にカスタムできるようにして、トッピングを自由に選べるようにしますかね。
「ライバルは完全にスターバックスです」
え?パン屋がライバルじゃないんですか?
と思うかもしれませんが、
業界トップを取るのに、業界の中だけの発想なんてしません(苦笑)
業界のトップを取りにいくというのは、
常に「非常識」や「タブー」と呼ばれるものをやってる人達だけです。
この非常識というのを勘違いしている人は、
「ただ面白い事をしている人」や「頭の悪い行動をとる人」になってしまいますが、
そうではなく、
私の発想って殆どが「他業のモデルの応用」です。
これだけで業界では非常識かつ当たる打率が高まります。
パン屋を作るのに、パン屋だけ見ることはしません。
他業で当たってるモデルがあれば、
当たってるモデルを上手く取り入れることはできないか?と考えればいいのです。
スタバで「トールバニラソイアドショットチョコレートソースノンホイップダークモカチップクリームフラペチーノ」
とお客様から言わせてる文化を、パン屋に入れられないか?
こう考えればいいのです。
あ、ちなみに私はブラックコーヒーしか飲みませんので、
スタバに行っても「ホットコーヒー1つ」で注文終わります。
サイズを聞かれても、トールとかグランデとかではなく
「Mサイズで!」で伝わります。
おっさん世代はおしゃれな頼み方ができない生き物なのです。
■歪な構造を狙い撃ちして勝つ考え |
ここまで読んでいただければ分かると思いますが、
ただ単純に「真似」をするだけでは勝てず、
+αで専門性の高いコンテンツを意識し、
業界トップを取りにいくという発想を持つと勝てるようになります。
ですので、ビジネスを始める時はコンセプトが非常に重要です。
最初の部分は結構頭ひねりますよ~
ちなみにですが、ここまでが真似から入るモデルでしたが、
中級者以上は「完全にゼロの市場を発掘」するのもチャレンジしてもいいと思います。
まだ誰もやってなさそうな市場ですかね。
ゼロの市場を発掘する場合も同じ発想でして、
①回収が早い
②市場が大きい
③トレンドに乗れる、または乗りやすい
④業界のNo1を取りにいけるか?
を見ていきながら、やはり最初は「専門」に特化します。
また、ゼロ市場といっても、すでに大きな市場がある前提からはいっていく事が大切です。
分かりにくいので例を出しますね。
例
「結婚式」という市場は結構大きな市場です。
ここに少し目をつけてビジネスを考えたとします。
普通にやると中々難しいので、ターゲットを絞ります。
当たるかどうか分からないですが、まあ面白そうなターゲットにしたいので、
今回は「フィクトセクシュアル」層にターゲットを絞ってみました。
ちなみにフィクトセクシュアルとは二次元に恋する人達です。
潜在層としては15%くらいが二次元に恋、
またはそれに近い感覚になってると言われてます。
AIが進化しまくっていて、最近ではAIに恋する人が増えてきてるので、
今後、フィクトセクシュアル層が増える事は予想できるので、先手を打った仕掛けですね。
フィクトセクシュアルの人達は、当然ながら社会には受け入れてくれるところが少なく、悩みも意外と大きい。
まあ二次元に恋をしてます。というと白い目で見られますよね。
ちなみに男性よりも女性の方が最近フィクトセクシュアルの率が高いのと、
かつ今回は「結婚」という最大のテーマなので
私なら女性をターゲットにすると思います。
ここで男性をターゲットにすると外す気がしますね。多分。
女性の方が潜在的に公言できないけど思ってる人は多い気がするんですよね。
そして、この辺りが決まってきますと
二次元に恋する女性をターゲットに、
物凄くおしゃれで洗礼された結婚式モデルをぶつけていきます。
本当に結婚式をやるのですが、ただの結婚式ではなく
フィクトセクシュアルの人達の世界観を出しつつ、参加者も喜び、めちゃくちゃ良さそうな空間をつくります。
二次元に恋する人は基本、親や身内の理解は得られませんが、
承諾を得られるくらいの「文化」をつくる必要があります。
文化を根付かせるのは中々難しいので、
ひとまず、
「仮想現実と実際の現実の中間」である2.5次元結婚式くらいがちょうどいいかもですね。
という発想をしていきます。
尚、まったく当たるかどうかは分かりません。
分からないので、難易度は結構高めです。
高めですが、こういう考えを持つと普通のビジネスで成功させていくのは、正直めちゃくちゃ簡単になります。
今回は私の頭の中をパパっと羅列したので、
理解できない方は中々理解できないと思いますが、
読み解いていただけると思考のふり幅広がります。
まず初心者は「専門特化」で業界トップを取る
これだけ覚えておけば今回の話は良しとしましょう笑
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